MPEG4 AVC/H.264

2014年3月19日

・MPEG2よりも圧縮効率が高いMPEG4 AVC/H.264が開発されたことで、新世代DVDであるBlu-ray Discよりも容量の小さい既存のDVDディスクにフルハイビジョン(1,920×1,080)の記録ができるようになった。
これまではDVDに録画や移動する場合は、アナログ放送の解像度にダウンコンバートしてMPEG2-PS(プログラムストリーム)による記録が行われていたが、MPEG4 AVC/H.264方式では、ハイビジョン放送の画質でHDDやDVDディスクに長時間記録ができるようになった。MPEG4 AVC/H.264は、記録時のビットレートが15~6Mbps(中には3Mbpsでハイビジョン記録できる機器もある)と非常に低く、これまでのSD画質のMPEG2-PSによるビットレートと変わらない。
もちろん、MPEG4 AVC/H.264方式は、HDDにもハイビジョン記録できるので、DRモードによるMPEG2-TS(ドランスポートストリーム)記録よりも長時間記録が可能である。MPEG4 AVC/H.264で記録したDVDディスクは、MPEG4 AVC/H.264エンコーダーを搭載したハイビジョンチューナー内蔵のDVD/HDDレコーダーやBlu-ray Disc レコーダーなどで再生することができる。ただし、次の二つの規格が存在し、それぞれに互換性はない。

●AVCREC(エイチディーレック):Blu-ray Disc Association(BDA)で策定された規格で、MPEG4 AVC/H.264方式で、CPRM対応のDVDディスクにハイビジョン録画できる。AVCRECに対応した機器同士で再生でき、HD Recとの互換性はない。

●HD Rec(エイチディーレック):DVDフォーラムで策定された規格で、MPEG4 AVC/H.264方式で、CPRM対応のDVDディスクにハイビジョンで録画できる。HD VRフォーマットで初期化すれば、DVDディスクにMPEG2-TS 、MPEG2-PS、MPEG4 AVC/H.264の各圧縮方式を混在して記録することができる。HD Recに対応した機器同士で再生でき、AVCRECとの互換性はない。

DVD/HDDレコーダーの機能あれこれ
・レジューム機能:録画した番組を再生している途中で停止しても、次回に再生したときに停止した時点から再生できる機能。

・おっかけ再生:HDDに録画中の番組でも、その最初から再生できる機能。

・ダブルチューナー:地上・BS・110度CSデジタルチューナーを2基搭載することで、時間帯が重なった2つのデジタル放送番組を同時に録画したり、一つの番組を録画しながら裏番組を視聴することができる。

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