クーラーからエアコンへ

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2021年1月20日

エアコンの簡単な歴史について

・昭和27(1952)年 空気調整機の本格的な量産が開始。販売が開始されました。当時、室外機と室内機は一体型のもので、壁から屋外へ室外機が突き出ているものでした。また、窓に設置するウインドウタイプも、この年に発売されました。

・昭和33(1958)年
名称が「ルームクーラー」になりました。タイプは、ウインド型(空冷式)とフロア型(水冷式)があリ、各社でたくさん生産されるようになりました。

・昭和34(1959)年  
室外機と室内機が分離したセパレート型のクーラーが発売されました。また、コンプレッサーの2極化により小型軽量化が進み、取付工事が簡単になって行きました。

・昭和35(1960)年
冷房専用クーラーの冷媒ガスの流れを切り替えて冷房だけでなく暖房もできる機構を組み込んだ機種(ヒートポンプ式)が発売されました。この機種は補助ヒーターが取付可能で、風量も2段切替ができるものでした。

・昭和40(1965)年
「ル一ムクーラー」が「ルームエアコン」に名称変更され、新たにJIS規格が制定されました。

・昭和43(1968)年
ロータリーコンプレッサーを採用し、小型・軽量・静音化が一段と進んだエアコンが発売されました。また、設定温度により、ファンスピードが自動的に変化するファンモーターの無段階変速可能タイプも発売されます。

・昭和44(1969)年
横に長く高風力で省エネになる貫流ファンを採用した機種が発売され、各社が採用するようになりました。また、熱交換器の効率を高めるため波形の形状をしたコルゲートフインの採用による横長形のユニットは、団地など集合住宅への普及が進みました。

・昭和46(1971)年
1台の室外機で2~3室の空調が可能な多室型エアコン(マルチタイプ)が発売され、その翌年には、冷房・暖房兼用のヒートポンプ式(多室型)エアコンが発売されました。

。昭和49(1974)年
省電力型エアコン発売

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