DVカメラ撮影の仕組み

2014年3月24日

ビデオカメラの撮影原理
・テレビ局のカメラも家庭用ビデオカメラも撮影の原理は、被写体を映したレンズから入ってくる光を、素子(デバイス)で電気信号に変換する点で同じである。この光を電気信号に変換することを「光電変換」と呼ぶが、放送用カメラは光電変換した電気信号を電波に乗せ、家庭用ビデオカメラは、メディアに記録している。
初期のビデオカメラはテレビ放送局で使われていたがカメラと同様に、素子に真空管の一種である映像官を使っていた。レンズから入ってきた光を、プリズムで光の3原色であるR(赤)、G(緑)、B(青)に分離し、それぞれの映像管の中にある膜(光導電膜)で光電変換する仕組み。1985年ごろから、映像管は現在使われているCCD(映像素子、電荷結合素子)に変わった。
2004年以降、デジタルカメラで使われていたCMOS(シーモス)がビデオカメラでも採用されるようになった。CMOSセンサーは読み出しスピードが速く、低消費電力という特徴がある。

ビデオカメラの歴史
・1984年より前は、映像管の素子を使い、ビデオ部とカメラ部も分かれていたVHSビデオカメラ(VHSフルカセット・初号機は74年)だったのだが、84年4月にテープ幅が8ミリの8ミリビデオ規格が統一され、翌年の1月にその初号機が発売された。89年4月にはさらに濃い解像度のHi8方式の初号機が発売された。一方で、VHSフルカセット方式のビデオカメラは、84年にカセットを小さくした(テープ幅や記録方式はVHSと同じ)VHS-C方式が登場。カセット部とカメラ部も一体化された。80年代は80ミリとVHS-Cによる小型化競争が進んだが、95年にDV方式のデジタルカメラ(DVカメラ)が各社から発売され、アナログ記録方式からデジタル記録方式に変わった。その後、Mini DV方式が登場し、しばらく主流だったが、MPEG2方式で8cmDVDや小型HDDに記録するDVDビデオカメラやHDDビデオカメラなども登場し、ビデオカメラにおける記録方式や記録メディアも多様化した。
2003年には既存のMini DVカセットにハイビジョン記録できるHDV方式のハイビジョンビデオカメラが登場し、ビデオカメラのハイビジョン化が一気に開花した。同時に、圧縮技術がMPEG2からMPEG4AVC/H.264へ進化したこともあり、06年8cmDVDやHDD、メモリーカード(SDメモリーカードやメモリースティック)にハイビジョン記録できるAVCHD規格が誕生。8cmDVDやHDD、メモリーカードを記録メディアにしたハイビジョンビデオカメラが生まれた。ついには、07年に8cmBlu-rayDiscにハイビジョン記録できるハイビジョンビデオカメラも登場した。

<  一覧へ戻る