Column

2015年6月14日

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玄関ドアにも工夫が必要です。
 建物に入ろうとした時、大体の場合、玄関ドアをくぐって建物の中に入ります。玄関ドアは意匠面で見ても建物の顔となる重要な部分ですし、エアコン機能面で見ても人を送り迎えする重要な部分ですが、空調設備に絡めて違った見方をすると、それは少し厄介な存在でもあります。

人の出入りによってドアが開きますが、このとき外の冷たい空気や暖かい空気、湿気なども大量に室内に入ってきます。これではせっかく建物内を冷暖房してもドアが開くたび大きなエネルギーロスになってしまいます。
また、吹き抜けのある高層ビルなどでは、玄関ドアから流入する外気による温度差や気圧差によって、吹き抜けで上昇気流が起こり、建物内のドアがひっぱられたり、逆に押されたりといったドラフト現象が起こることもあります。

 このように玄関ドアに何の工夫もない場合、大変なエネルギーロスになることもあります。特に多くの人が利用する建物では玄関ドアに工夫が求められますが、ここで、近年開発された「Passmooth(パスムース)」という新ゲートシステムについて触れたいと思います。
 パスムースはドラフト現象や、外気の流入を抑えるエアコン
省エネルギー性の高いゲートシステムで、二重自動扉構造になっています。扉と扉の間は風除湿になっていて、どちらか一方の扉のみが開く構造になっているので、外気の流入を最小限に抑えることができます。

 普段何気なく通過している玄関ドアですが、空調のエネルギーロスのことを考えて玄関を通過する人は少ないと思います。
少し違った見方で玄関ドアを見てみるのも面白いかもしれません。

通過許可サインが点灯しているゲート前に進むと、入り扉が開く

風除室の中に進むと、入扉が閉まり、出扉が開く。

建物内に入館すると出扉が閉まり、通行が完了する。

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