1-2.デジタル放送⑦地上デジタル放送の特徴

555af46f5f65eaede12ccddfad00c97f_s

2014年3月5日

必修ポイント①放送方式

●使用帯域幅とセグメント分割
・地上デジタル放送では、1チャンネルの帯域幅は6MHzと規定されている。地上デジタル放送では、6MHzを14個に分割し、そのうちの13個(約5.6MHzの帯域幅)を使って放送を行っている。残りの1個分は隣接するチャンネルとのすき間として利用し、混信や干渉を防いでいる。

・このように分割した一つ一つの周波数帯域を「セグメント」と呼ぶ。13セグメントのうち、12セグメントは家庭のテレビ、レコーダーおよび車載テレビ用の放送に使用されている。残りの1セグメントは携帯端末用の放送に使われ、1セグ(ワンセグ)放送と呼ばれている。

●地上デジタル放送固有の技術
・地上デジタル放送は、映像圧縮方式にMPEG2 Video、音声圧縮方式にMPEG2 Audio(AAC)を採用している。これらはBS・110度CSデジタル放送と共通の技術である。一方、高品質な放送を実現するために、固有の技術も盛り込まれている。

①OFDM(OrthougonalFrequencyMultiplexing:直交周波数分割多重)
・放送電波を多数に分けて送信する方式。地上アナログ放送のようなマルチパス障害(ゴースト)がほとんど発生しない。

②SFN(SingleFrequencyNetwork:単一周波数ネットワーク)
・地上アナログ放送では、近接する送信所間での混信や干渉を避けるために、同じチャンネルでも周波数を変えて送信していた。地上デジタル放送では、伝送方式にOFDMを採用したことにより、近接する送信所が同じ周波数で送信できるようになった。このような送信方式をSFNという。

<  一覧へ戻る