1-2.デジタル放送⑤CSデジタル放送
2014年2月26日
必修ポイント①CSデジタル放送の特徴
①多チャンネル
・もともとCS(通信衛星)は、その名の通り一般ユーザーではなく特定業者間の通信を目的としていたが、法改正によって放送用に使うことができるようになった。これを受けて、1996年から国内では初のデジタル放送が開始され、現在は東経124度と128度の衛星を使って「スカイパーフェクトTV!」が放送サービスを行っている。
・CSデジタル放送は、一つの伝送チャンネルを細かく区切り、525iの標準放送であれば、4本以上の番組が送れるようになっている。さらに2つの衛星からの電波は水平・垂直偏波ごとにチャンネルを設定することができるので、合計290以上のテレビ・ラジオ放送が行われている。
②有料放送
・現行CSデジタル放送はこのような多チャンネルが特徴であり、有料放送が主体となっている。専用受信機にはICカードを挿入し、そこにユーザー情報が記録され、定期的に電話回線を介して自動的にデータが転送される。
・このように有料放送での課金の仕組みがあることで、好みに応じたさまざまな「番組購入」の方法が可能になっている。
・PPV(ペイ・パー・ビュー):映画など番組1本単位で「見た分だけ」課金する方式。
・PPD(ペイ・パー・デイ):1日単位で支払う方式で、視聴した日数分で課金する方式。
・PPS(ペイ・パー・シリーズ):連続したドラマなど「シリーズ」単位で支払う方式。
③受信方法:位置が異なる衛星からの放送を受信するために、コンバーターを2個搭載したマルチビーム(デュアルビーム)タイプのアンテナを使用する。
・アンテナの設置時の方角は、晴天時に「南南西方向」で「午後1時」の太陽(春分
/秋分の日)が見通せる方向が目安になる。
・CSデジタルアンテナを設置する際は、まずBSデジタルアンテナと同様に方位角(衛星のある方向)と仰角(衛星のある上向きの角度)を調整する。次にCSデジタル放送に特有の「偏波角」の調整を行う。
・これは、電波が水平・垂直の偏波で送られてくるので、アンテナの傾きを偏波面に正確に合わせるためである。











