高齢者に配慮した空調設備

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2015年5月6日

高齢者に配慮した空調設備
ヒートショックとは急激な温度変化で血圧が急変してぞくぞくしたり、時として脳卒中や心筋梗塞などを引き起こす症状のことです。

ヒートショックについては特に高齢者だけに起こる問題ではありませんが、高齢になるにつれ血管が細くなり高血圧になっていきますので、エアコンリスクが高くなるのは事実です。
各部屋の温度差は5℃以内に抑えるべきで、10℃以上の温度差は危険です。また、各部屋の温度差はもちろん、同一の部屋においても床暖房にするなど、上下の温度差をなるべく均一化するようにします。
 高齢になるにつれ、外出するのが億劫になり、室内にいる時間が長くなる傾向があります。室内にいる時間が長い分、快適さを欠いた室内環境が大きなストレスになりますので、断熱性、気密性、日照・日射の調整など建築的な要素も含め、空調設備全般に渡る細心の気配りが必要といえるでしょう。

ヒートショックに注意

 リビング22℃→トイレ10℃
10℃以上の温度差はヒートショックの危険性が高まる。
 リビング22℃→トイレ18℃
各部屋の温度差は5℃以内に抑えるようにする。

 夏の猛暑下においては室内での熱中症にも注意すべきです。高齢になるにつれて発汗量や皮膚血流量などが低下し、体温当節機能が低下します。暑さや喉の渇きを感じにくくなりますので、水分補給を怠ると室内でも熱中症に欠かす危険性が高まります。
 近年では、高断熱工気密な建物が増えていますが、このような建物は適切に空調設備を使用し投げれば室内快適性を維持するのが難しい建物とも言えます。
頑なに冷房の使用を拒む高齢者もいますが、地球温暖化の側面もありますので、猛暑下では無理をせず適切に冷房を使用するようにしたいものです。
また、一般住宅のエアコンについては、多機能すぎて使い勝手が分からないのではなく、シンプルで操作性の良い製品を選ぶなどの配慮も必要です。

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