銅管の曲げ加工

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2014年12月11日

銅管の曲げ加工
 冷媒配管は直線的に接続させるのがもっとも好ましいが、家屋の構造上、配管を曲げざるを得ないので、パイプをつぶさないように加工する。エアコン
 パイプの種類に合ったパイプベンダを使えば、小さい径でもつぶれることはない。
 手曲げの場合は、曲げ方向の内側に対して両手の親指の腹でパイプを支えるようにして、手を滑らせながら、徐々に必要とする曲げにする。
 小さい曲げや、一気に曲げようとするとつぶれるので注意を必要とする。

冷媒配管工事・ドレン配管工事
 配管工事はガス漏れや能力低下などが生じないように、しかも外観上もきれいに決められた範囲内で工事を行う。
 配管は長くなるに従い能力が低下するので、できるだけ短くする。配管を長くした場合は、この長さに見合う量の冷媒を補充する。補充量は機械によって異なるので、メーカーの技術資料に基づいて行う。
 室内ユニットと室外ユニットの高低差が大きいと、冷凍機油の戻りが悪くなり、能力は低下し、圧縮機寿命に影響するので、できるだけ少なくする。
 カップリング方式で、配管が余ったら、水平にたるませる。もしループにする場合は、冷凍機油がたまらないように配管する。室内機と室外機に高低差がある場合は、図5のような配管のする。エアコンドレン配管は断熱材をまいて冷媒管の一緒に屋外に出して排水する。

ろう材およびフラックスの種類
種類・・・軟ろう付け
熱源・・・こて・バーナ加熱(プロパン・都市ガス・アセチレンガス+酸素)
ろう材・・・すず30~70%鉛:残アンチモン胴を少量含む
フラックス・・・塩酸・ペースト
用途・・・銅、銅合金、鉄、メッキ鋼板、ステンレス、以外金属の組合せはどれでも可能
備考・・・融点が低く操作が容易であるために広く利用される。ただし、強度を必要とするところにはしようできない。

種類・・・硬ろう付け
熱源・・・ガス加熱(アセチレン、プロパン、都市ガス+酸素)P(りん)、Ag(銀)、Cu(銅)、Zn(亜鉛)
ろう材・・・Bcup1~5、JIS Z3264-1985 Bcup3とする。
主成分・・・りん 5.8~6.7% 銀 4.8~5.2% 他のろうを使用する場合は使用するろうの特徴をよく理解しておく。
フラックス・・・不要
用途・・・銅と銅
備考・・・溶剤不要につき後処理は不要であるが管内部の酸化防止には窒素ガスまたは炭酸ガスを流す。
振動などの繰り返し荷重には弱い。
後処理のできない一般の冷媒配管に多く用いられる。
ろう付け温度Bcup3 720~815℃

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