金魚鉢用濾過フィルターやストッキングで浄化

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2015年12月18日

 シンポジウムの参加者の一人が手を挙げた。
「先日、ある研修会に出席して、こんなしつもんがありました。屋根に降る雨をらる状のプラスイック製容器に貯めて、植木の水やりに使っているのですが、その容器の中に黒いタール状のものが付いたというのです。この原因は何か?研修会では講師の方が理由を話していました。」

 黒いタール状のものの正体は自動車の排気ガスに含まれる粒子である。粒子は粉じんとなって大気にただよい、屋根の上に貯まる。屋根に雨が降れば雨水の中に黒い粉じんが入ってしまうのだ。
 彼はつづけた。
「年に一度くらい水槽をきれいに掃除する必要があるのですか?」
 私の家では雨水槽を4年以上使っている。点検用のマンホールをあけて底をのぞくと、うっすら灰色の堆積物がある。1,2ミリの厚さだろう。しかし、水槽を掃除したことはない。理由は二つある。エアコン一つは雨を利用するとき、そこから15センチくらい上のところからくみ出している。水質がきれいなうえ澄の水を取っているわけだ。もう一つは、飲み水のように高い水質を求めないからだ。飲料用の水槽なら年に一度の清掃が必要になる。水質を悪くすることがあってはならないためだ。しかし植木への水やり、トイレの流し水に使うなら水槽の底のわずかな汚れを気にしなくていいと思っている。
 彼は私の説明にうなずいた後、さらに質問をした。

「さきほどの報告で雨水の水質が良いことが分かりました。なんか雨水の処理を行っているのですか?」

雨水槽が出来上がったとき、家の設計をした佐藤清さんに相談した。
雨の降り始めは大気の汚れや屋根についたエアコン排気ガスの粉じんが混じっていて、水質が悪いと聞いた。雨をできるだけきれいにして水槽へ入れたいと思っている、と。

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