配管の経路

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2015年2月18日

配管の経路
配管はできるだけ最短距離を通して直線的に行う。曲りが多いと配管抵抗が大きくなる。

配管材料と配管サイズ
 配管材料には白ガス管以上の腐食に強い管を使用する。各所に設ける閉鎖弁は仕切弁(スリース弁)を使用する。配管サイズは機種によって異なっているのでメーカの技術資料を参照して決定するが、配管が長い場合などはさらに1サイズ上げるようにする。

化学洗浄用継手を設ける
 長期の使用により凝縮器内にスケールなどが付着すると高圧が上昇してくる。そのときに化学洗浄が行えるように、T継手と閉鎖弁を組み込む。

水抜き弁を設ける
 冬季に室内温度が0℃以下に下がるおそれのある場所に設置した場合は、水配管最下部に水抜き弁を設けて、冬期には凝縮器内の水を必ず抜いておく。

ドレン配管の仕方
 エアコンは冷房運転で室内の水分を取り除くので、これを室外に排出する必要上、ドレン配管をしなければならない。ドレン配管の機能が十分でないと家具を汚したり、じゅうたんに染みをつくったりするので、とくに注して行うこと。

ルームエアコンのドレンホースの取り付け方
パッケージエアコンのドレン配管
 パッケージエアコン本体からのドレン出口には、下部から1か所出ているタイプと上部・下部からそれぞれ出ているタイプと2種類ある。後者の場合は下部からドレン水はわずかであるが、配管は必ず行う。両ドレンの出口をまとめて配管する場合、下部ドレンより低い位置で行う。

 冷媒と冷凍機油
 夏の暑い日に閉め切った部屋で仕事をすれば室温が上昇して能率が低下する。そこでクーラを運転すれば、外気温より低い快適な温度にすることができる。それはクーラ内で室内の熱を奪い、熱い外気中に熱を捨てているからである。この冷たい空気(物)から暖かい空気(物)に熱を運ぶ仲立をするものを冷媒という。そして冷媒を運ぶために、冷凍機が使用されているのである。
 現在、エアコンの冷媒としてフロンが使われている。フロンは、1930年頃アメリカのデュポン社からフレオンという商品名で発表され、その後安全な冷媒であることから現在最も多く使われている冷媒となった。フロンは種類が多く、用途に応じて最適の冷媒を選ぶことができるが、エアコンにはR-12とR-22が用いられている。

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