走査と読み取り

2014年5月5日

原稿を線または点に分解すること、逆に組み立てて原稿を再生することを走査という(原稿を読み取る方向を主走査、それと直角の方向を副走査という。)
パーソナル機の走査方式は平面走査方式と呼ばれ、原稿や記録紙を平面に保ち、読み取りや記録を行う。
読み取り動作は光源から原稿に光を当てて、原稿の幅方向1走査線分の画像の反射情報をリニアセンサーで読み取って信号に変換する。
画像の品質や精度、再現性は走査線密度(1mm幅にある走査線の数)が細かくなるほどよくなる。走査線密度の数字が増えるほど解像度は上昇するが、伝送スピードは低下する。なお、書かれている文字数によって送信にかかる時間は異なる。
着信原稿の黒い線や白い線は、送信側の読み取り部や送りローラー部の汚れが原因。こうした汚れがあると、イメージセンサーが汚れの部分も読み取り、本来の原稿サイズよりも大きい原稿だと御認識知る場合もある。汚れを取るには、ファクシミリ用クリーナーや水で薄めた台所用洗剤をしみこませた布で拭くとよい。

使用上の注意
最近のファクシミリはDTMF信号(Dual Tone Multiplexed Frequency:押しボタンダイヤル回線において、ダイヤルの数字ごとに2つの周波数を組み合わせた信号でトーン信号とも呼ばれる)を使用したダイヤルインサービスに対応していない。販売時にはユーザーにNTTの契約モデムダイヤルインサービスに変更するよう説明する。
ファクシミリ通信中、液晶表示に何も表示されなかったり、「G3」だけ表示されたりすることがある。これは送信相手が発信元印字の登録をしていないためである。
最近のファクシミリは、自動送信時に相手を呼び出す回数を少なくセットしているタイプが増えている。電話モードでファクシミリを安定して受信するには、呼び出し回数を10回以下に設定する。
電話回線と接続するときは、電話罫線種別の設定を正しく行うこと。なお、ファクシミリと電話の回線種別が異なっていても着信・発信ができる。

便利な使い方
ファクシミリの留守電話設定を、外出先などからリモートコントロールする場合には、トーン信号を送出できる電話機から電話する。
ファクシミリはITU(International Telecommunication Union:国際電気通信連合)の勧告に基づいて設計されているため、」グループが同じであれば、機種や製造メーカー、さらには国などが異なっても、相互に通信できる。

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