計算に必要なデータの整理

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2014年10月9日

計算に必要なデータの整理

暖冷房の運転時間帯を考え、その中でエアコン暖冷房負荷が最も大きくなる時刻の気象データを抽出する(負荷計算の時刻選定)
・設計外気条件
・実行温度差
・ひさし、そで壁を考慮した日射熱取得
 集合住宅ではバルコニーがあるケースが多く、窓面に日陰ができる場合は日射熱取得に補正が必要となる。手計算で正確な負荷を求める場合では、冷房負荷にかかわる日射の影響が大きいので計算においても考慮するのが望ましい。

 非暖冷房室に接する天井、床、内壁からの通過負荷を求めるときに用いる温度差は以下のように与える。
 △t=r(to-ti)
△t=非暖冷房隣室温度差[K]
 r=隣室温度差系数[-](集合住宅においては冬季、夏季とも0.3)
  To=室外温度[℃]
 Ti=室内温度[℃]
方位係数
暖房負荷計算においては方位係数を各方位について設定し、外壁、屋根からの負荷に乗じる

すきま風負荷
窓サッシのすきまや扉の開閉によって室内に外気が侵入し、暖冷房負荷の一部となる。すいま風の負荷には顕熱負荷と潜熱負荷があり、以下の式で算出する。
<計算式>
 顕熱qs=c・p・△t・Q
潜熱qL=r・p・△x・Q
   c:空気の定圧比熱[1.0×103J/(kg/K)]
   p:空気の密度[1.2kg/m3]
   r:空気の蒸発潜熱[2.5×103J/g]
  △t:室内外の乾球温度差[K]
  △x:室内外の絶対湿度差[g/kg(DA)]
   Q:すきま風の風量[m3/h]
すきま風の算出方法としてはエアコン換気回数法、扉開閉によるすきま風量計算法、窓面積法、外壁面法があるが、ここでの算出は簡易な換気回数法によって求めることにする。

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