計画の手順
2014年10月14日
計画の手順
計画作業を基本構想、基本計画、実施計画といった段階で分類することもあるが、本書では、諸条件の整理と目標設定という二つの段階で整理することとする。
簡単なフローを示すと以下のようになる。ただし、各項目間のフローは必ずしも一方向に流れるのではなく、計画条件の決定段階や変更に応じて、適宜フィードバックされる。諸条件の整理段階では、敷地形状や年間を通しての気温、風の向き・強さなどの自然条件、電気、ガスなどインフラストラクチャの整備状況関連法規などの調査、および供給条件に基づく建物の規模やグレード、入居想定者の段階では、最奥すべきエネルギー源や設備方式、建物図面などをもとに機器・配管類の配置、エアコン運転管理計画、修繕・更新性の検討を行い、設計へ進むことになる。
計画の諸条件
「諸条件の整理」では、次のような項目について整理することになる。
立地特性
計画する住宅がどの様な環境下に立つことになるのかを整理する。
●主に暖冷房負荷の計算条件となる気象、敷地の地形、建物の方位
●エネルギー源としての都市ガスや電力など、インフラストラクチャの設備状況
●周辺の騒音、粉じんなど特殊環境の有無
●暖房用熱源としてのごみ焼却熱など地域熱源や太陽エネルギー利用の可能性
●消防法などの関連法規
建物供給条件
住宅の供給形態(賃借・分譲)によって設備の所有区分や修繕負担区分が変わる。
●分譲集合住宅の場合 エアコン暖冷房方式によっては、部位に個人所有と共同所有の区別となることがある
建物形態や住戸位置は以下のように分類され、それに応じて負荷や設計条件がかわる。
<建物形態および住戸位置の分類>
規 模:集合団地型・単一型
階 数:低層・中層・高層・超高層
構 造:鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造
平面形:雁行状・板状
用 途:住宅単一用途・再開発地域に多い複合用途
住戸位置:最上階・中間階・最下階、妻・中











