街を歩いて涼しさ発見 続

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2015年10月5日

場所によって違う涼しさ
「うわ~60℃になっている!」アスファルトの道路を測って人が、驚きの声を上げています。太陽の熱を受けたアスファルトの表面温度はぐんぐん上昇して、街を暖めています。触ってみると、想像以上に熱い。「こっちの車は70℃」
 いろいろな場所を測るたびに、場所によって温度が違うことへの驚きの声が広がります。街の暑さは、実は暖まったモノから放射される輻射熱が原因だということが分かります。

暑い街を抜けて緑に囲まれた公園に入ると「あ~涼しい。こんなにも違うんだ」と別世界であることが実感できます。さっそく「涼しさ探し」を始めてみると、地面が28℃にしか達していません。緑の無い街とは打って変わって、どこを測っても暖まっているところは見つかりません。暖まったモノからの輻射熱を感じないので、とても涼しいのです。

こうした街の中の狭い範囲での環境の違いを「微気候」といいますが、微気候と樹木は密接な関係があります。

緑は涼しい風を生む

樹木が造る涼しさを活かせば、クーラ―いらずの天然の空調機が出来上がります。

樹木が微気候を作る

樹木で覆われた公園は涼しい。どうやら秘密は樹木にあるようです。
きがあると、その下に木陰ができ、太陽の熱を遮ってくれ、輻射熱を感じない為涼しく感じます。
でも、樹木の効果は日を遮ることだけではありません。環境工学を研究する石田秀樹先生(北海道東海大学教授)は、樹木が一本あるだけで、その回りに冷気流が生まれるメカニズムを突き止めました。公園に入ったときに、そよ風を感じるのは、この樹木のメカニズムにエアコンよるものです。

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