膨張弁・冷媒について
2014年8月11日
膨張弁・冷媒について
膨張弁の入り口は室外機の熱交換器につながり、中の圧力は高くなっています。一方、出靴は室内機の熱交換器につながり、圧力は低くなっています。膨張弁の前後で簡単に冷媒が通ると、圧力の差を保つことができなくなるため、キャピラリーのように前後に圧力差をつけても必要な量だけ冷媒が流れるものを膨張弁として使用します。
なお冷媒として使用されるものは、圧力が高くなったときに蒸気から液に変わりやすく、逆に圧力が低くなったときは液から蒸気に変わりやすいものとなります。同じ量の冷媒でも、冷媒として使われます。
エアコンの省エネ化に向けた取り組み
最近のエアコンは以前のエアコンよりも少ない電気の消費量で、冷房や暖房が行える省エネタイプとなってきました。これはどのような技術を利用したのでしょうか。
エアコンの省エネへの取り組みは、一般家庭においても電気代として家計に直接関係してくるため、大変重要視されています。たとえば効率が悪いエアコンの場合、電気を大量に使っても少ししか冷やすことができません。このように省エネタイプではないエアコンは効率が悪く、そのうちお客さんに見向きもされなくなってしまいます。また最近では、省エネ法によってエアコンの効率を上げることが義務付けられたため、エアコンメーカーも省エネのための技術開発に真剣に取り組んでいます。たとえば、熱が室内の空気や外の空気に伝わりやすくするために、冷媒の熱を空気に伝える働きをする熱交換器の面積を増やしたり、熱交換器に付属するフィン(アルミの薄い板)を細かく加工したり、さらに効率が良いリラクタンスモータを採用したりと、いろいろな工夫をしています。
省エネを可能にした最大の理由
皆さんはインバータという言葉を耳にしたことがあると思います。最近では販売されているルームエアコンの多くがインバータエアコンになっているので、あまり強調することはなくなりましたが、以前は高級なエアコンとして差別化するため「インバータエアコン」と表示している場合が多かったように思います。それではインバータとは一体何なのでしょうか。
電池のように、+(プラス)と-(マイナス)が時間の経過によって変化しないものを直流、電力会社から家庭に送られてくる電気のように、+と-が時間とともに変化するものを交流といいます。この交流を直流に変えることをコンバート(変換)、変換された直流の電気を再び交流の電気に変えることをインバート(逆変換)と呼びます。そしてインバートするための機器のことをインバータと呼び、圧縮機を動かすために使われているモータへ電気を送る際にも使用されています。電力会社から送られている交流を、直流に変えて、また交流に戻す、そんな無駄なことが省エネになるのかと思うかもしれません。実はインバータを用いることによってモータの回転数を自在に変えられるようになります。これがエアコンの省エネにとって画期的な働きとなるのです。











