緑は涼しい風を生む

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2015年10月7日

樹木は天然の空調装置
 樹木は根から水を吸い上げ、葉から蒸散させています。水は液体から気体に変化するときに、周りから熱を奪います。これを気化熱といいます。水1グラムが蒸発するときに奪われる熱は600カロリーです。
葉から水分が蒸散することでそれだけ熱が奪われているのです。
 蒸散によって、南側の日を受けた葉の付近には、水分を含んでいないエアコン空気ではどちらが軽いでしょうか?
なんとなく水分を含んだ空気の方が重く、湿気は下に溜まると思いがちですが、水分を含んだ空気の方が軽いのです。

雲が空にあるのがその証拠です。
葉から蒸散された水蒸気は、軽くなって上昇し、やがて雲になるのです。こうして、木の南側では上昇気流が造られます。上昇気流が生じると、それを補うように下降気流が誘発されます。下降気流は日が当たらずに気温が低くなっている北側に生じます。
地上付近まで、下りてきた気流は、日向側に引き寄せられ、木の下にいる人いとって涼しいそよ風として感じられるのです。

樹木の周りで生じる風の流れは、地上付近の暖まった空気を上空の冷えた空気を循環させる役割を果たしています。
家の北側に樹木を植え、冷気を家の中に取り入れることができれば、エアコン樹木を天然の空頭装置になるわけです。

空に雲があるのが湿った空気が軽い証拠
↑水蒸気
暖かくて湿った空気は上昇する
日光→木→水蒸気→空

雲↓上空の冷えた空気が導かれます。
日陰側に下降気流が生まれます。
涼しいそよ風が感じられる

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