緑のカーテンでエアコン使用半減
2015年10月25日
狭い敷地を活かし涼感と収穫の一挙両得 続
深さ約15cmの所には、家の下水を流す塩化ビニル製の排水管が埋まっている。シャベルで穴を掘れば簡単に排水管に届いてしまう。
引越ししてから一カ月も持たない4月末に、ホームセンターへ足を運んだ。苗のコーナーにはトマト、キュウリ、ナス、トウガラシなどの野菜が並ぶ。その一角にゴーヤがあった。背丈10cmくらいだ。
そのとき私は家の外壁に沿ってゴーヤの葉が生い茂る光景を思い浮かべて、軽い興奮を覚えた。
目の前にあるこの苗を植えて日陰を作ったら夏には涼しいに違いない。
自分勝手な想像をして、いつの間にか苗を手に取っていた。
家への帰り道、妻の機嫌が良くなかった。
「そんなに多く苗を買って、植えるスペースがあるの。それに、苗1本あたり10本以上の実を収穫したら、とてもじゃないけど自分たちで食べきれないわよ」
私は苗を手にした嬉しさから妻の言葉がほとんど耳に入らなかった。
それから一週間もしないうちに、さらにアサガオの苗二本とヒョウタンの苗一本を買ってしまった。
妻は呆れた顔で私を見つめていた。
涼感と収穫が得られる緑のカーテンを育てよう。
家が竣工した2005年の春、外壁の遮熱のためにゴーヤの苗を植えた。苗はするすると伸び、8月には3階のゲランダにまで達した。
ゴーヤの緑のカーテンのおかげで、エアコンの使用頻度はそれ以前に暮らしていた家の半分になった。
10株のゴーヤは都下の狭い敷地だからこそ活かしたい。
今夏、我が家の外壁を覆うのは琉球アサガオと果物トケイソウ。私たちの目を楽しませてくれる。果物トケイソウからはおいしいパッションフルーツの実を収穫することができる。











