総画素数と有効画素数
2014年3月28日
カタログに表記されている画素数はCCDやCMOSなどの撮像素子の素子数を示したもの。総画素数とは、撮像素子の縦横すべての素子数(画素数)である。
しかし、実際にはすべての素子が撮影用に使われているわけでなく、周辺部の一部は信号処理や電子式手ブレ補正の領域に用いられている。このため、撮像素子で受けた光を電気信号に変換している実際の素子数のことを有効画素数という。
最近のDVカメラでは静止画記録機能も充実しているため、カタログなどでは静止画記録画素数(写真にしたときの縦横の画素数)も表示されている。
動画撮影時の有効画素数は、ハイビジョンビデオカメラの最高画質でも1,920×1,080=約207万画素あれば足りる。
しかし、撮像素子の総画素数が3M (300万画素)や4M(400万画素)のビデオカメラがあるのは、静止画を高画質で撮影するためである。
手ブレ補正機能
ズームアップ撮影した映像を再生すると、上下左右に細かく画面が揺れていることがある。手の揺れがビデオカメラに伝わったまま記録したためで、これを手ブレと呼ぶ。このような映像の乱れを抑えるのが手ブレ補正機能である。手ブレ補正のほうしきには「角速度センサー」と呼ばれる「光学式」と「電子式」の2種類がある。
光学式:「角速度センサーと呼ばれるセンサーでビデオカメラの揺れを検出、それに応じて補正用レンズを上下左右にスライドさせて、レンズから入ってくる光の角度を変えることで、撮像素子での受光を最適な状態にする。撮像素子で受光する位置がずれないため画質が劣化しない。
電子式:レンズなどを使わずに、手ブレの動きに応じて撮像素子の、有効画素部分を移動させて補正する方式。手ブレの動きに応じて撮像撮像素子の有効画素部分を移動させて補正する方式手ブレ検知は上記の光学式同様にセンサーを使用する方法と、メモリーを使って被写体の動き方から検出する方法などがある。電子式の場合、撮像素子の周辺部の一部を手ブレ補正の領域に使用する分、有効画素数が少なくなり水平解像度も低下してしまう。ただ年々、撮像素子の画素数は増えているので、十分な手ブレ補正領域を確保していれば画質の劣化を防げる。











