窓ガラスで日射を抑制する
2015年5月1日
窓ガラスで日射を抑制する
日射の遮蔽効果が高いガラスの代表的なものに熱線反射ガラス、熱線吸収ガラス、Low-Eガラスなどがあります。
熱線反射ガラスは金属酸化物を室外側のエアコンガラス表面に焼き付けたガラスで、反射によって日射による熱を抑えます。
熱線吸収ガラスはガラスの中に金属成分を加えたガラスで、吸収によって日射を抑えます。熱線反射熱線吸収ガラスともに、主に夏場の冷房負荷の軽減を目的にしたガラスです。
Low-Eガラスは特殊な金属膜をコーティングしたガラスで、複層ガラスで使用されることが多いです。室内から見た採光や透明感に違和感がなく、日射による熱が抑えられるので、冬の暖房負荷の軽減にも効果を発揮するガラスです。
Low-Eガラス
Low Emissivity:低放射率
特殊金属膜は、断熱を優先する場合は室内側に、遮熱を優先する場合は室外側にコーティングされます。
断熱タイプ 遮熱タイプ
建物の壁が受ける日射量
建物が受ける日射による熱の影響としては、エアコン直達日射、天空日射、地面や周囲の建物などからの反射などが考えられます。
直達日射とは太陽からの直射日光による日射、天空日射は大気中の雲や塵などで乱反射された日射のことです。
建物においては直達日射量の影響を強く受けます。ここで建物の壁が受ける直達日射量について考えて見ましょう。
なお、日射量とは単位面積が単位時間に受ける太陽の熱量のことです。
日射の入射角度によって建物が受ける熱の量が違います。壁に対して90℃に近い角度ほど単位面積当たりに受ける熱の量、つまりエアコン日射量は大きくなります。
図は太陽光度が一番高い南中時の夏至、春・秋分・冬至の南面のかべと水平面の入射角度と日射量を比較したものです。











