空調負荷の概要 続き

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2015年5月3日

空調負荷の概要 続き
・冷房負荷
 取り除く熱には顕熱と潜熱があります。顕熱は水蒸気を含まない熱のことで、壁、屋根、床、窓などから侵入してくる還流熱や、室内で発生する家電、照明などからの熱です。潜熱は水蒸気を含んだ熱のことで、人体、調理器具、すきま風などによる熱です。

 冷房とは顕熱と潜熱を取り除くと事言い換えることができます。顕熱を取り除くことは、空気を除湿して湿度を調整することを意味します。対して、潜熱を取り除くことは、空気を除湿して湿度を調整することを意味しています。なお、一般に冷房は夏に行われますが、オフィスビルなどの電気室やサーバー室など機器の発熱量が多い所では冬でも冷房が必要な場合もあります。

・暖房負荷
 暖房負荷とは、室内を一定の温度・湿度に維持するために補う熱量のことです。
冬は室内よりも室外の方が気温が低いため、室内→室外へと熱が移動しますので、出て行く熱を補ってやる必要がります。

出て行く熱には壁、屋根、床、窓などからの熱損失、あるいは換気などが考えられます。暖房時には人体や調理器具などからの潜熱だけでは一定の湿度を保つことができない場合が多いので、加湿することによって不足したエアコン潜熱を補い、湿度を調整します。

冷房負荷のイメージ
冷房負荷
屋根 壁 
顕熱
顕熱熱を取り除く
熱交換器
エアコン:室内機
冷媒管
室外機 排熱
ドレン管

暖房負荷
屋根 顕熱
壁  顕熱    加湿器:潜熱
調理器具:潜熱
熱を補う温風(顕熱) 家電:顕熱

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