空調設備の予防法然と事後保全
2015年5月10日
空調設備の予防法然と事後保全
空調設備の保全管理には、予防保全と事後保全があります。予防保全とは設備機器の故障が起きる前に消耗品の交換、定期点検、清掃などを行うことを意味し、事後保全とは故障が起こってからの修理やメンテナンスのことです。
図のバスタブ曲線は設備の径年数と故障発生率の関係を示していますが、初期事故期間を過ぎてからの偶発故障機関の予防保全が設備の寿命を大きく左右します。機器の異常を早期発見するためには日常点検が欠かせません。
日常点検では機器の状態を目視、音、熱、臭い、振動などで点検します。さらに定期点検時には消耗品の交換や日常点検ではしない機器内部の詳細な点検度を実施します。
このような日常・定期点検、清掃などの予防保全を行っていても設備が故障する場合もありますので、その場合は事後保全で対応します。
設備径年数と故障発生率(バスタブ曲線)
初期故障期間 製造時の欠落などによって故障が発生する期間
偶発故障期間 初期段階の故障期間が過ぎて、安定して稼働する期間
摩耗・劣化故障期間 経年による摩耗や疲労などによって故障率が高くなる期間
一般住宅のエアコンは清掃が肝心
前述の予防保全、事後保全については点検などを行う専門スタップがそろった大規模なオフィスビルなどでの保全管理の考え方といえますが、一般住宅のエアコンについても予防保全の考え方は取り入れるべきです。
ただ、一般住宅においては住まう人が機器の専門知識を持っているケースは少ないので、室内機のフィルターの清掃、吹きだし港の清掃などが特に重要な予防保全となります。これらの清掃を怠ると、故障、臭い、騒音、振動などさまざまなトラブルを引き起こし、運転効率も低下します。
何より、まき散らして空気を汚すようでは空調をする意味がなくなってしまいます。











