空調・換気設備と排煙設備を兼用する場合

2015年9月22日

 排煙設備は万が一の火災に備えるもので、日常を快適に過ごすための空調、換気設備とは目的が違いますが、空調・換気設備で使われるダクトやファンなどを排煙設備と兼用する場合があり、空頭兼用排煙方式などといわれます。

横引きダクトの兼用
換気ファン、ダンパで切替え。排煙機

・その他の注意点
 排煙設備全般に言えることですが、避難する方向と煙が流れる方向を反対にすることが、避難経路の安全を確保する上で重要です。また、廊下、階段室の全室となる付室、階段室などには特に非難する上でエアコン重要な室といえるので、特にこれらの室に煙が流れないように計画することが肝心です。

 なお、居室と廊下、廊下と付室、付室と階段室の間は、別の防煙区画になりますが、防煙区画の圧力差で扉の開閉障害を起こすことがないように、適切な圧力調整が求められます。
 非難する方向と煙が流れる方向

階段室 付室 廊下 居室 排煙機→
煙が流れる方向→
←非難する方向

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