空気線図の読み方

83ba70af1b894409530ed5f3c8b907ce_s

2015年4月28日

空気線図の読み方
 空気線図の読み方を簡単に解説します。例えば、乾球温度が30℃、相対湿度50%という条件の時、まずは条件の好転を見つけます。この交点から斜線をたどると湿球温度は約22℃、横線をたどると絶対湿度は約0.0135kg/kg(DA)と読み取ることができます。結露に関するエアコン露点温度を読み取るときは、交点から左に水平移動して相対湿度が100%とぶつかるところの乾球温度が露点温度です。条件の場合、約18.5℃と読み取ることができます。

以上は空気線図から読み取る情報のごく一例ですが、空気線図からはさまざまな情報を読み取ることができるので、空調の負荷計算や空気の状態の分析などに用いられています。

建物の断熱性と熱容量
断熱性と熱容量は空調負荷に影響を与える
Point
・断熱材には主に発泡タイプと繊維タイプのものがあります。
・代表的な断熱工法の種類を把握しましょう。
・室内の環境は断熱性、熱容量に左右されます。

断熱の目的と断熱材の種類
 建物では室外の熱が壁、窓、屋根、床などから室内に伝わるのと同時に、室内の熱も外に損失しますので室外と室内の熱の移動の軽減、つまり、熱還流量を少なくさせることが断熱の目的です。
 断熱材は主にプラスチック系の材料を発泡させたタイプのものと、ガラスや鉱物を繊維状にしたタイプものがあります。なお、エアコン断熱材は一般に湿気を含むと断熱性能が低下します。

断熱材の種類
発泡タイプ ポリスチレンフォーム 断熱性、保温性に優れる。
      硬質ウレタンフォーム ポリスチレンフォームより断熱性、保温性に優れる。

繊維タイプ グラスウール ガラスを繊維状にしたもの。低価格で広く断熱材として使われる。
      ロックウール 玄武岩など天然鉱物を繊維状にしたもの。耐火性、耐久性に優れる。

<  一覧へ戻る