着衣の工夫

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2014年9月15日

着衣の工夫

ごくあたりまえに思われますが、夏に薄着をして冬に厚着をすることも省エネに役立ちます。夏の気温が高いときにも薄着をすることで暑さを紛らわすことができます。このため薄着をすれば冷房時のエアコンの設定温度を高くすることができます。冷房時に1℃でも設定温度を高くできれば電気代を節約できます。同じように冬に厚着をすると、暖房の際の設定温度を低くしてもあまり寒く感じません。暖房時に設定温度を低くできれば、暖房に必要な電力を少なくすることもできます。ただし、この場合も度を過ぎる薄着・厚着が原因で病気になることがあるので、状況に応じた適度な薄着・厚着をする必要があります。

カーテンやよしずの活用
その他、人の温冷感に影響を及ぼすものとして窓や壁の温度があります。たとえば、焚き火に向いている胸やお腹は暖かく感じるのですが、背中は寒いままです。
 熱が人に伝わる際にはいろいろな方法があります。床暖房している床に接している部分から熱が伝わるように、暖かいものに直接触れることで熱が伝わったり、エアコンの熱交換器の熱を空気が運んで人に伝えるように、熱を持ったものが動くことで熱を伝えたりします。
 一方で焚き火のように直接触っていないにも関わらず、さらにその間にある空気の温度も低いままなのに体に熱が伝わる場合もあります。この焚き火のような熱の伝わり方放射あるいは輻射(ふくしゃ)と呼びます。家の中にいるとき、人の周りにある窓や壁と人との間では、この放射と呼ばれる熱の伝わり方でも熱が伝わります。その際、たとえば、窓ガラスの向こうに非常に温度が高いものがあると、その熱が窓を通って放射として人に伝わり暑く感じる場合があります。
 放射により熱が伝わる場合には、たとえばカーテンのようなものを暑いものと人との間に置くだけで、熱が伝わるのをある程度防ぐことができます。
 夏、窓の外の物の温度が相当高くなっている場合があります。コンクリートや壁や道路のアスファルトなどでは、50℃以上の温度になる場合もあります。このようなものからの放射を防ぐためにも、窓のカーテンを閉めたり、窓の外によしずをかけたりすることは効果があります。人の温冷感には窓や壁からの放射が大きく影響するので、よしずやカーテンを使うことで冷房の場合には設定温度を高くでき、エアコンで使うエネルギーも少なくできるのです。

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