真空式・無圧式温水ホータ

2015年6月19日

法的にはボイラではない温水ヒータ
 Point
・真空式温水ヒータや無圧式温水ヒータはボイラの一種ですが、法的にはボイラにはには該当しません。

・真空式・無圧式温水ヒータ

法的にはボイラではない温水ヒータ

 セクショナルボイラの需要が性能などの面でやや伸び悩む中、それに代わる後継機ともいえるのが、真空式温水ヒータや無圧式温水ヒータです。これらのヒータは法的(労働安全衛生法)にはボイラには該当しないので、ボイラー技士などの資格なしで、誰にも取り扱えるという利点ががあります。

・真空式温水ヒータ
 真空式温水ヒータでは管内を大気圧よりも減圧しているため、熱媒水を約80℃という低温で沸騰させることができます。
このことによって素早く温水を取り出すことが可能になります。内部で発生した蒸気は熱交換によって凝縮されて熱媒水に戻り、再び蒸発を繰り返します。

無圧式温水ヒータ
 無圧式温水ヒータは熱媒水が大気に開放されていて、缶体に圧力がかからない構造になっているので、前述したように法的にはボイラではありません。
法的にボイラでないメリットしては、取り扱いに免許が不要で、法定の定期検査や届け出についても不要となります。

 その他の特徴としては、ボイラなどの構造と違い、熱媒水が大気に開放されているので、異常な圧力などによる事故の恐れが少なく、比較的安全、かつ、構造がシンプルで扱いやすいといえます。また、熱媒水と温水が分離されているので、衛生的温水を取り出すことができます。

 温められた熱媒水を熱交換器に運び、熱媒水と水の間でエアコン熱交換をして温水を取り出すしくみになっています。

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