相変化記録方式の書換型の光学式メディア

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2014年4月11日

何度でも書き換えることができる光学式メディア。相変化記録方式を採用している。光学式メディアで使われる「相(Phase)」とは、結晶状態か非結晶状態であるかを示し、この相を変化(Phase Change)させることで記録・消去するので、相変化記録方式と呼ばれる。強いレーザー光で急速に熱してすばやく冷ますと、結晶状態の素材がアモルファス(非結晶)状態になり記録される。逆に、弱いレーザー光でゆっくりと熱して徐々に冷ますとアモルファス状態の素材は再び結晶状態に戻ってデータが消去される。相変化記録方式の書換型記録メディアには下記のものがある。

CD-RW:最大650MB、または700MBのデータ量で1,000回以上繰り返して書き換えできる。

DVD-RAM片面1層(4,7GB)両面1層(9,4GB)がある。約10万回の書き換えができるディスク。「カートリッジに密封されたもの」(Type1)、「カートリッジからディスクを取り出せるもの」(片面がType2、両面がType4)、「カートリッジに入っていないもの」の3種類がある。ビデオカメラ用の8㎝DVD-RAMもあり、片面1層(1,4GB)と両面1層(2,8GB)がある。DVDフォーラムの規格。

DVD-RW:片面1層(4,7GB)と両面1層(9,4GB)がある。片面2層(8,5GB)のDVD-RW DLは規格が策定されたものの商品化は凍結された。約1,000回の書き換えができるディスク。DVDフォーラム規格。

DVD+RW:片面1層(4,7GB)があり、約1,000回の書き換えができる。自動でファイナライズ(終了処理)するので、ファイナライズの操作が必要ない。DVD+RWアライアンスの規格。DVD-RWと似ているが互換性はない。

公磁気記録方式メディア
MDやMOなどの光磁気記録方式のディスクは、レーザー光と磁気ヘッドを用いて、磁気の変化を利用した高密度なデータの書き込みができる。FDなどの磁気メディアと違い、強力な磁気でも熱が加わらなければデータが損なわれないため保存性に優れている。
MD(Mini-Disk):直径64mmの光磁気ディスクをカートリッジケースに収納した音楽用ディスク。
MD DATA:音楽用のMDをベースにコンピューターデータ保存用に開発された光磁気ディスク。音楽用のMDとの互換性はない。
MO(Magnetic-Optical-Disk):3,5インチの光磁気ディスクをカートリッジケースに収納したディスク。FDとほぼ同じサイズながら、大容量データが保存できる。容量は230MBと640MBが一般的だが2,3GBのMOもある。

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