狭いところでの緑の植え方
2015年10月18日
庭先が75cmあれば家を涼しくする緑を植えられます。
●75cmあれば緑は植えられる
夏を涼しく過ごすためには、とにかく「外の暑さを家の中に入れないこと」。そのためには、建物全体を水の膜=樹木で覆うことが一番の近道であることを学びました。でも、樹木を植えるにもスペースがない、という声をよく聞きます。
狭い敷地で緑を植えると効果が大きいのは道路との境界です。
スペースがないときには、まず道路からの輻射熱を遮るように樹木を配置するとよいでしょう。
建物と道路境界の距離によって、植えられる緑の性質が変わります。道路まで75cmあれば、輻射熱から建物を守る機能が得られます。
15cmあれば、歩行者からの視線が気にならなくなり、緑をより楽しめる庭がつくれます。300cm確保できると、庭先にテーブルなどを置いて、お茶を楽しみながら緑を味わう空間も作れます。
●方位によって異なる緑の役割
南側の樹木と北側の樹木は、それぞれ違った役割があります。
南側の樹木は「暑さを入れない」ための樹木です。
アスファルトの道路や隣の建物の屋根からの輻射熱の水の膜でシャットアウトする役割を果たします。
一方、北側の樹木は「涼しさを取り入れる」ための緑です。エアコン樹木が冷気を作る効果によって、北側の樹木と建物のすきまには南側よりも5~6℃程度の気温の低い場所を作ることもできます。
この場所に面した窓を開ければ、樹木は天然の空調措置の役割を果たし、涼しさを取り入れることができるわけです。











