熱絶縁工事ってどんな工事?

2015年8月4日

 建設業として許可される工事には28種類の専門工事がありますが、その中に「熱絶縁工事」というものがあります。
一般的にはあまり聞きなれない言葉ですが、エアコン熱絶縁工事とはどんな工事なのでしょう。

 空調設備で使われるダクトや配管は、場合によって保温や断熱が必要になります。
「保温工事」「断熱工事」「ラッキング工事」などのスペシャリストが熱絶縁工事業者です。

 保温工事は熱を逃がさないようにする工事です。
例えばビルなどの給気ダクトでは、暖かい空気は暖かいまま、涼しい空気は涼しいまま届けたいものです。そのためには熱を逃がさないようにする必要があるので、ダクトを保温材で包み込みます。
 適切にダクトや配管を保温することによって、機器の性能を最大限に引き出すことができ、省エネにつながります。
 また、結露防止にも効果を発揮します。

 断熱工事というと、家の壁に断熱材を入れる工事を連想する人が多いと思いますが、熱絶縁工事業者が行う断熱工事は火災時の安全を確保するための工事なので、家の断熱工事とは目的が違います。
 断熱工事はエアコンビルなどの排煙ダクトや一般住宅のキッチン排気ダクトなどを断熱材で包む工事です。

 万が一の火災に備えてダクトから火災が広がらないように、安全な避難ができるようにといった目的で工事されます。

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