熱損失熱損失

1432d2f313775229dddd215e013d6584_s

2015年4月27日

熱損失熱損失
 室内から室外への壁、窓、屋根、床などからの電熱による損失のことを熱損失といいます。熱損失係数とは部屋の熱損失の合計を床面積と室内外の温度差で割った値で、数値は小さいほど建物全体としてのエアコン断熱性が高いといえます。熱損失係数は住宅などの省エネルギー基準の指標とされます。

室内の熱損失
屋根からの熱損失  換気による熱損失 壁からの熱損失 
すきま風による熱損失 窓からの熱損失
          熱損失の合計
熱損失係数=――――――――――――――
       床面積×室内外の温度差

         床からの熱損失

熱容量
 室内環境に影響を与える要素としては、断熱性だけではなく熱容量についても重要です。熱容量は、熱を吸収して蓄える能力と考えてもよいでしょうか。熱いコンクリート製の壁は、暖まるのに時間がかかりますが、暖まるとなかなか冷めません。つまり熱容量は大きいといえます。対して、熱容量の小さい薄い木製の木の板壁は、暖まるのは早いですが、冷めるのも速いです。
 例えば熱容量が小さく断熱性も悪い建物の場合、冬の室内で暖房をフル回転させてもなかなか暖まらない上、暖房を停止すると急激にエアコン室温が低下します。

熱容量・断熱性による暖房時の室温変動
B:熱容量が大きく断熱性が良い。
A:熱容量が小さく断熱性が良い。

D:熱容量が大きく断熱性が悪い。
C:熱容量が小さく断熱性が悪い。

<  一覧へ戻る