温熱感覚 続

2015年4月16日

温熱感覚 続

・湿度
 人が感じる体感温度はエアコン湿度によっても違ってきます。同じ気温でも湿度が低ければ寒く感じますし、湿度が高ければ暑く感じます。
 気温が高くなると私たちは汗をかきます。汗には体表面から気化熱を奪って蒸発し、体を覚ます作用があります。人が高温高湿になると不快感を感じるのは、湿度によって汗が蒸発しにくくなり、体表面を十分に冷ますことができなくなってしまうからです。

・気流
 夏に扇風機やうちわで体に風を送ると涼しく感じるように、高温でも風があると汗の蒸発が蒸発されて実際の温度より涼しく感じます。低温で風が強い場合は体の熱が奪われてさらに寒く感じます。
 冬の暖房時などの窓の近くは、冷たい気流が足元に流れ込み寒く感じます。このように局所的に不快感を与える冷気流のことをコールドドラフトといいます。

・放射
 熱は電磁波として空間を熱移動しますが、室内では壁、窓、床、天井などから放射熱を受け、温熱感覚に影響を与えます。放射温度の差が著しくなると不快感を感じます。
冷たい窓や壁に対する放射温度の差の限界を10℃以内、熱を帯びた熱い天井に対しては5℃以内といわれています。なお、エアコン気温は水銀温度計などで測定しますが、放射を考慮した温度計を測定する場合はグローブ温度計を使います。

局所的に感じる不快感
放射温度差の限界10℃以内 冷たい窓
コールドドラフト 冬期のコールドドラフト対策としては、窓際に暖房器具を設置するなども有効。

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