水冷パッケージ形エアコン

2015年2月10日

水冷パッケージ形エアコン
 水冷パッケージ形エアコンはケーシングの中に送風機、蒸発器、凝縮器、圧縮機を有し、凝縮器が水冷式となっている。したがって、図2・22のようにクーリングタワーと冷却水配管が必要である。

凝縮器は容量の小さいパッケージは二重管式コンデンサを用い、容量の大きいものにはシェルアンドチューブ式凝縮器が用いられる。水冷パッケージ形エアコンの標準条件は表2・4のとおりである。
 クーリングタワーの場合は冷却水の温度が入口温水32℃、出口水温37℃となるので標準条件と比べると高圧がやや高くなり、冷房能力も2~3%減少する。

・小風量エアコン
小風量エアコンは標準形に比べて風量が約80%で、主に劇場とか娯楽場のように人が多く集まるところのエアコンに用いられる。

・大風量エアコン
大風量式エアコンは標準形に比べて風量が20%多く、主に工場とか機械室のように顕熱負荷の多い所に使用するエアコンである。

・低温用エアコン
電算機用のエアコンは電算機湿専用のエアコンで、空気の乾球温度が約15℃以下の場合に使用され、主に米倉庫食品貯蔵庫などに用いられる。用途によって中温用、低温用があり、低温用は空気温度が0℃以下になるためホットガスデフロスト装置が必要である。

・電算機室エアコン
電算機用のエアコンは電算機専用のエアコンで、空気の吹き出し口がユニットの下部にある。いわゆるダウンフロー形である。本体に再熱用ヒータ、加湿器が組み込まれており温湿度を制御する。
電算機用エアコンは24時間運転であるから、耐久性のあるパッケージエアコンでなければならない。

パッケージエアコンの蒸発温度は次の値が標準である。
 蒸発温度…2~5℃   風速2.5m/s
吸込空気の湿球温度が標準条件の19.5℃に対する冷房能力を1とした時の能力変化の割合を示す。

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