暖冷房設備の設計

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2014年10月22日

暖冷房設備の設計
住宅における暖冷房設備の設計目標は、対象の住戸に最も適合した熱源方式、暖冷房方式、適正な暖冷房機器の仕様などの諸事項に対して、暖冷房の目的とする機能性能を十分に発揮させることである。

 暖冷房方式は、要求される性能を求めて数多くの方式が開発されてきた。暖冷房設備の設計にあたっては、これらの方式の中から住戸の条件に最も適するものを選定することが重要である。

暖冷房設備設計における選定での考え方や、熱源方式、暖冷房方式について述べる。
 集合住宅の暖冷房機器として設定されることの多いヒートポンプ式ルームエアコンの種類、選定方法、特徴について述べるとともに、現在、暖冷房式として注目されている床暖房の方式と種類、特徴について述べることとした。ルームエアコン設備の詳細について温水暖冷房設備の詳細について説明する。

 暖冷房設備の設計例として一般的な集合住宅の間取りを用い、代表例としてルームエアコン方式、床暖房方式の二例について紹介する。
 さらに、集合住宅は高気密であることから、近年話題となっている高気密・高断熱住戸での暖冷房方式を集合住宅に応用した事例として、冷媒分岐多室型ルームエアコン方式とダクト式セントラル方式の二例について紹介することとした。

暖冷房設備の意設計にあたって
人類が誕生したのは約200万年前といわれているが、人口の増加や生活も変化し、エネルギーの消費なども穏やかに進展してきた。こうした変化に対しても、地球には自浄能力があり、地球の環境は保たれてきた。

 ところが、産業革命以降、とくに第二次世界大戦後から人口は増加し、科学技術の進歩が急速に進み私たちの生活も様変わりし、エアコンエネルギーの消費も加速した。産業革命以前では、あまり起こりえなかったオゾン層の破壊や地球の温暖化、種々の化学物質による汚染などが発生し、人間が作り出した急激な変化に地球が耐えられなくなってきた。

 私たちの生活を考えて見ても、衣食住の変化、ライフスタイルの変化、高齢化社会など生活環境も変化している。このような事項も考慮して、快適で省エネルギーな暖冷房設備を選ぶ必要がある。

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