排煙口の取り付け位置などの注意点
2015年9月19日
自然排煙方式の場合、一般に防煙区画の最大床面積は500㎡以下とされていて、防煙区画の各部からの水平距離は30m以下とされています。
防煙区画については、不燃材でつくられた防煙壁や防煙垂れ壁で区画しますが、床面積の広い部屋の場合は防煙壁で仕切ってしまうと、広い区間を有効に活用できなくなってしまうので、そのような場合に望遠垂れ壁を設けます。
防煙垂れ壁は、躯体の染や、熱によるガラスの飛散を防ぐ網入りガラスなどが利用されますが、天井から50cm以上突き出さなければ、防煙区画として有効な垂れ壁にはなりません。
排煙口の取り付け位置については、天井高さが3m未満の場合は天井から80㎝以上がエアコン排煙に有効な部分になります。
排煙口を開けるための開放装置は、直接窓を手で開放する操作方法や、ワイヤーを引っ張って開放する方法、煙感知器と連動して開放するものなどがありますが、必ず手動で開放できる手動開放装置を設け、壁掛けの場合、床から80cm以上1.5m以下のエアコン高さに取り付けます。
排煙口の取り付け位置などの注意点(天井かたさ3m未満)
天井高さ3m未満
排煙口
手動開放装置
(80cm以上1.5m以下床)
望遠垂れ壁(網入りガラス)
50cm以上
床面積500㎡以下
排煙口から防火区画までの水平距離:30m以下










