必修ポイント②多彩なサービス提供

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2014年3月5日

・地上デジタル放送のサービスには、BSデジタル放送と同様のものと独自のものがある。主なものを下記に挙げる。

①ハイビジョン放送:1125i(1080i)のデジタルハイビジョン番組が多数放送されている。

②マルチ編成:一つのチャンネルで、ハイビジョン放送を1番組、または標準放送を3番組放送できる。これをマルチ編成という。また臨時マルチ編成といって、ハイビジョン放送のスポーツ中継番組が予定放送時間内に終わらない場合、標準画質に切り替えて中継を続け、もともと放送する予定がった番組を同時に放送することが可能となっている。

③データ放送:BSデジタル放送の場合は、全国に向けて同じ電波を発射しているので、データ放送も全国均一の内容になっている。地上デジタル放送では、各放送局から電波を出すので、地域ごとに異なるデータ放送を流すことができる。これにより地域の行政案内やイベント情報など、視聴エリアに限定した内容サービスが可能となっている。

④EPG(電子番組ガイド):BSデジタル放送と同様に、EPGによって当日から1週間後までの計8日間の番組選択や録画予約が可能。イーサーネット(LAN端子)を搭載している受信機器では、インターネット経由でEPGをダウンロードできるものもある。常時内容が更新されており、番組延長なども反映される。

⑤5.1ラウンド音声:BSデジタル放送と同じように、音楽番組や映画番組などで、臨場感のある5.1チャンネルラウンド音声を楽しむことができる。

・細菌のテレ部受信機は、2.1チャンネルや3.1チャンネルのサラウンド機能を搭載したものもあり、擬似的ではあるが手軽にホームシアターを楽しむことができる。

・外付けのスピーカーでサラウンドシステムを楽しむ場合、接続するAVアンプはAACデコーダーを搭載している必要がある。

⑥ワンセグ放送:携帯電話やデジタルオーディオプレーヤーなど、携帯機器向けの放送。地上デジタル放送の特徴としてマルチパス障害に強いため、移動中でも比較的安定した受信が可能となっている。電子辞書やパソコン、パソコンのUSB端子に接続するワンセグチューナーなど、この機能を搭載した機器が増えている。

・ワン説放送の放送内容は、一杯の地上デジタル放送と同じだが、独自のデータ放送サービスもある。

・ワンセグ放送だけを受信する場合は、NHK受信契約が必要。ただし、家庭用テレビなどですでに受信契約をしている場合は、新たに契約を結ぶ必要はない。

・ワンセグ受信機器では、B-CASカードは不要。

・映像の圧縮方式は、MPEG4AVC/H.264.ビットレートは128kbpsなど。音声の圧縮方式は、MPEG2AAC。ビットレートは64kbpsなど。

・映像解像度は320×240ドットまたは320×180ドットで、それぞれ標準放送の4:3、ハイビジョン放送の16:9と同じ横縦比になっている。画素数が少ないので、ハイビジョン放送を受信しても高画質で見えるわけではない。また、フレーム(コマ)数は半分の15fps(1秒間に15フレーム)なので、映像の動きが多少カクカクして見える。

・このように、高画質での放送を楽しむことには向いていないが、外出先でも好きなとき手軽に、しかも安定に視聴できる便利な放送サービスといえる。

・ワンセグ受信機を搭載した携帯電話の場合、電話機の通信機能を用いた双方向サービスが利用できる。ただし、携帯電話の通信可能エリアと、ワンセグ受信可能エリアとは別なので、利用するには両方のエリア内であることが条件となる。

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