床置形エアコン

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2015年2月7日

床置形エアコン
 床置形エアコンは室内機を部屋の床に置き、室外機を部屋の外に据付ける。室内機は熱交換器と送風機が組み込まれていて、冷風、温風を吹き出す。室外機には圧縮機と熱交換器および送風機が組み込まれている。室内機と室外機とは冷媒配管で結び防熱をする。冷媒配管がフレア接続の場合は、室内機側にハーフユニオンを、室外機側に三方阻止弁が配置され、冷媒のチャージに使用する。
ヒートポンプ床置形のフロー図を見ると、四方弁が室外機の中にあって、冷房と暖房の切り替えを行っている。ヒートポンプサイクルの場合は液冷媒が圧縮機に戻る可能性があるので、圧縮機の吸入型にアキュムレータを設けて、液冷媒は一時このアキュムレータにためてガスのみを圧縮機が吸引するようにしている。

マルチ形エアコン
 マルチ形エアコンは1台の室外ユニットで複数の部屋を冷房するのに用いられる。この場合の室外機は圧縮機、凝縮器、送風機を有し、圧縮機で冷媒ガスを圧縮して空冷コンデンサで凝縮させて液にする。この液を受液器にいったんためて、配管で室内機に送り冷房をする。室内機は冷却器とファンが組み込まれていて、ここで冷風をつくり室内に送る。
 マルチユニット方式では、昼間は冷房する部屋数が少なく、夜になると住宅の場合各部屋を冷房するようになるが、負荷の点からいうと、室内機の多い割には室外機の容量を小さくできる利点がある。また、将来部屋を増設する計画を見込んで、その負荷に合った大きさのユニットを設置しておくこともできる。

ドライタイプエアコン
 ドライタイプエアコンは普通に冷房や暖房ができるエアコンであるが、その他に梅雨期等のように湿度の高いときに空気を冷却して空気中の水分を除去した後ヒータで加熱して送風するもので、部屋の温度はあまり下げないで、湿度を主に調整するエアコンである。

 空気の流れは湿度の高い空気は冷却器で冷やされて温度と湿度を下げ、その空気を加熱器で加熱して温度を上げて室内に吹き出すと、室内の空気は温度は変わらずに湿度だけが80%から60%に下がる。
 このようにしてエアコンを除湿機として使用する。除湿器の空気線図はエアコンの入口空気25℃、80%の空気は冷却、減湿されてBとなり、加熱器でレヒートされてCとなる。
この空気が部屋に吹き出すとDの状態となる。このようにしてドライタイプエアコンは温度は変わらずに湿度が60%に下がる。

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