床吹き出し空調方式
2015年6月9日
床吹き出し空調方式
空間を上下に分けて考える空調システム
Point
・居住域が快適な温度域になるように空調を計画します。
・発熱量の多いオフィスビルなどでは、フリーアクセスフロアを利用した床吹き出し空調方式を採用する例もあります。
快適な温度域について
他店の内部の空間を上下で分けて考えたとき、アトリウムや体育館などの天井の高い空間では、快適な温度域がずれてしまう場合がり、人が活動する居住域の快適性を保つのが難しくなります。いくら冷暖房をフル回転させても、快適な温度域が非居住域では意味がありませんので、空調においては空間の上下のゾーニングを考慮することも省エネに有効となります。
床吹き出し空調方式
パソコンなどOA聞きのよる発電量が多いオフィスビルなどでも居住域の快適性が損なわれる場合があります。
近年オフィスビルなどではパソコンなどOA機器の配線を床下で行うフリーアクセスフロアなどの二重床を採用するケースが増えていますが、
吹き出し空調方はこの二重床の空間を利用して、床から調和された空気を吹き出し、居住域を快適な温度域に使用という空調方式です。
考え方としては前述したタスク・アンビエント空調に似ていますが、床吹き出し空調方式は、空間下部の人が活動する居住域と、空間上部の人の手の届かない非居住域に分けて空調制御します。
居住域を効率よく空調し、非居住域には空調しないので、省エネ効果が期待できます。
空調機から二重床の空間に調和された空気を送風し、エアコンフロアパネルに取り付けられた床吹き出しユニットから人が不快と感じない緩やかな冷風を吹き出します。
吹き出された空気は、OA機器や人体などからの熱によって暖められて温度差による浮力で上昇し、天井付近の吹き込み口から排出されます。
室内の空気を押し出して置き換えるような空調方式を置換空調方式ともいい、温度差による浮力によって汚染物質を換気することもできることから置換換気方式とも言います。










