専用スプレーによる熱交換器の清掃
2014年9月14日
専用スプレーによる熱交換器の清掃
エアコンで冷媒から空気に熱を伝える熱交換器には、フィンと呼ばれる薄い板が狭い間隔で何枚もついています。このフィンのおかげで空気に熱がよく伝わるのですが、フィンの表面にはホコリが着いたり、場合によってはカビが生えたりします。ホコリやカビが生えるとフィンから空気に熱が伝わりにくくなります。熱が伝わりにくくなるとエアコンの効率が落ちるので、同じように冷房や暖房しても電気代が高くなります。
熱交換器のフィンの掃除は、フィルタの掃除ほど簡単ではありません。ホームセンターや電気屋さんで販売されている、熱交換器洗浄用のスプレーが必要になります。ただし、これを使う場合には注意が必要です。専用のスプレーを買うのがもったいないと、ホースやシャワーを使って水洗いする人もいます。しかし、エアコンにはマイコンなどの精密機械がたくさん組み込まれているため、水を絞ると部品が故障することがあるので、エアコンの取扱説明書やスプレーの説明書に従って熱交換器の清掃をしなければいけません。フィンに生じたカビやホコリを取り除き、きれいに清掃できれば、再び効率の良い冷暖房ができるとおもいます。
熱交換器の掃除に比べてフィルタの掃除は簡単です。熱交換器にホコリが付着しないように頻繁にフィルタのホコリを取り除くことが大事です。
エアコンフィルタにホコリが大量に付着していると、フィルタを空気が通らずに、フィルタの周りを空気が流れるようになります。すると熱交換器にホコリが付着しはじめます。このように常に、空気がフィルタを取りやすいようにするためにも、無駄な電気を消費しないためにも、なるべく短いサイクルでフィルタの掃除をすることが大事です。
冷房運転終了後の熱交換器の乾燥
エアコンの熱交換器には、浴室のタイルの目地等の湿ったところによく生える黒カビの仲間が好んで生えるようです。冷房シーズン終了後、気温もだいぶ低くなってきたのでエアコンで暖房しようとした時、エアコンがカビ臭くなっている場合があります。このような場合、エアコンの熱交換器にカビが生えている可能性が非常に高くなっています。
冷房運転では空気を冷やすため、温度の低い熱交換器のフィンの上に空気中の水分が水滴となって現れます。このまま放っておくとフィン上でカビが発生する可能性が高まります。最近のエアコンの中には、冷房運転の後に冷房運転をちょっとだけ行い、熱交換器を暖めて乾燥させることで、カビを発生させないようにする機能があるものもあります。これはカビの発生を簡単に予防する方法として、かなり有効な方法と思います。このような機能を持たないエアコンでは、冷房シーズンが終わったら、たとえば、10分程度と短い時間でもよいので、暖房運転に変えて熱交換器を乾かすとカビの発生をある程度抑えられると思います。
ここまでエアコンを賢く使って省エネを行い、電気代を安くする方法を説明してきました。エアコンは部屋を冷暖房し、人の環境を整えるものですので、部屋を改善したり、人の暖かさや寒さの感じ方を利用するとエアコンで使う電力や電気代を少なくすることができます。










