家電のサイズをいかに決定する?

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2016年8月8日

家電のサイズをいかに決定する?

エアコンも能力(kw)が大きくなるほど消費電力量が多くなる傾向があります。カタログなどに暖房○~○畳、冷房○~○畳、と書かれていますが、その正確な意味はあまり知られていません。
「暖房11~14畳(18~23平方メートル)とあるエアコンは、木造・南向き・和室なら11畳(18平方メートル)、鉄筋マンション・南向き・洋室なら14畳(23平方メートル)が適切な広さの目安ということです。

 お風呂に肩までつかろうと思えば、バスタブにためる湯量は当然バスタブの大きさに比例して必要になります。
あるお宅では、家の新築を機に憧れの大きなバスタブを設置した所、ガス代がはね上がってしまったそうです。そのため、バスタブの半分にも満たないお湯に子供と一緒に入り、かさを上げているという涙ぐましい努力をされていました。

 一方、冷蔵庫は内容積(リットル)と消費電力の方が、それ以下の容量の冷蔵庫より少ない傾向にあります。消費者の省エネ意識への高まりを背景に製品の省エネ性能の高さが売れ行きにも影響していて、その結果、売れ筋である400リットル台、500リットル台の冷蔵庫の省エネ性能が上がっているのです。

大きさと消費電力の関係は種類によって異なる
要点ボックス
・テレビやエアコンは、大きさと消費電力がほぼ比例する
・冷蔵庫は売れ筋商品の省エネ性能が高い

 

テレビの適切な視聴距離

適さ綱視聴距離は、画面の高さの約3倍
32V型・・・1.2m
42V型・・・1.6m

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