家庭用のコージェネレーションシステム

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2015年6月7日

家庭用のコージェネレーションシステム

 産業用途で採用される大規模なコージェネもありすますが、近年では家庭用エアコンに小型化されたエコウィルやエネファームといった小規模なコージェネもあります。

・エコウィル
 エコウィルは都市ガスやLPガスといったガスを燃料にガスエンジンで発電をして、発電の際の排熱を利用してお湯をつくり、貯湯ユニットに蓄えて給湯や床暖房などに利用するシステムです。

 長所としてはコージェネによる電気料の節約と排熱の利用の他にも湯切れの心配がないなどがありますが、発電についてはお湯を作る短い時間での発電なので、電力会社から供給される電力の補助的な役割と考えてよいでしょう。
また、ガスエンジンを使うので、近隣への騒音対策も必要です。

・エネファーム
 エネファームは燃料電池によって発電を行います。
都市ガスやLPガスに含まれる水素を取り出し、空気中のエアコン酸素と化学反応させることによって発電するしくみで、基本原理としては図に示すように水の電気分解の逆反応です。
排熱はエコウィルと同様に貯湯ユニットに蓄えて給湯や床暖房などに利用します。

 燃料電池による発電のため、騒音がほとんどなく、同様で、短所としてはイニシャルコストがエコウィルと比較してやや高くつきます。

エネファームの発電原理と構成

燃料電池の発電原理
電気
水→酸素+水素    酸素+水素→水

水(H2O)に電気を加えると酸素(O2)と水素(H2)に分解される。この逆の反応で酸素と水素を化学反応させるとによって電気が発生する。

※燃料電池スタックとは、空気中の酸素と燃料処理装置で取り出された水素の化学反応を利用して直流の電気を作る装置のこと。

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