外気冷房・ナイトパージ

2015年6月11日

外気冷房・ナイトパージ
冷涼な外気を積極的に取り入れる空調システム
Point
・冷涼な外気を建物に取り入れて、冷房負荷を軽減させようという空調方法に外気冷房やナイトパージがあります。
・外気冷房・ナイトパージの概要を把握しましょう。

外気冷房とは
 外気冷房は冬期や中間期(春・秋)に外気の温度が室内の設定温度よりも場合、冷涼な外気を取り入れて、冷房負荷を軽減させようという空調方法です。
 近年、照明器具などによる発熱量の多い店舗や、OA機器などによるエアコン発熱量が多いオフィスやサーバー室など、通年、冷房が必要とされる室内が多くなってきましたが、外気冷房はこのように通年、冷房が必要な室内に有効です。
 一般的に外気を利用できるのは4~6月と9~11月と言われていますので、年間で6か月も利用期間が見込めるのですから、外気を積極的に取り入れることで冷房負荷を軽減し、省エネをはかることができます。

ナイトパージとは
 冷涼な外気を積極的に取り入れる方法にナイトパージもあります。
コンクリートなどの建物は昼間の太陽の熱を期待に蓄熱しますが、冷房が必要となる期間においては、この蓄熱効果が冷房負荷を大きくしてしまいます。
 
ナイトパージエアコンとは、夜間や早朝の外気が室内の温度よりも低い場合、冷涼な外気を建物に取り込んで、建物に蓄熱された熱をあらかじめ逃しておき、翌日の空調の立ち上がりを良くして、冷房負荷を軽減します。
 
熱を輩出して冷房負荷を軽減すると同時に、室内の汚染物質や悪臭などについても翌朝の始業時までに排出するようにすれば、利用者としてもすっきりとした気持ちで仕事に取り掛かれるというものです。

 ナイトパージは内部発熱量の多い建物、断熱性や気密性の高い建物などで特に有効と言えます。
 ナイトパージ
夜間に外気を取り込み、室内の熱を取り除く
冷房負荷が下がり、空調の立ち上がりがスムーズ

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