夏バテ防止の食事述 おばあちゃの夏バテ防止食

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2016年4月25日

農文協刊「日本の食生活全集」は日本各地のおばあちゃんたちの知恵の宝庫。
その中から夏バテ解消にうってつけの料理を紹介しよう。

 梅雨が明けると、一気に暑い夏が訪れる。夜も寝苦しい日が続き、エアコン疲労もたまり、食欲もなくなる。・・・夏バテの到来だ。暑い夏を夏バテにならずに健康に過ごすためには、しっかり食べるとこが大切だ。

ゴマは「百姓の魚」だ
 大正・昭和初期の夏バテ防止法には、旬の産物を活かした食の工夫がさまざまある。そんな中でよく使われている材料が、ゴマとドジョウだ。

 三重県南牟婁群紀和町では、「ゴマは百姓の魚だといわれ、夏野菜のあっさりさを救ってくれる」ものとされ、よく使われてきた。

ゴマを「五訂 食品成分表」で調べてみると、100gあたり
たんぱく質19.8g
脂質  51.9g
カルシウム 1200mg
と、魚と同等のたんぱく質を持ち、脂質やカルシウムなどの栄養分は魚以上に持っているのだ。
夏野菜のキュウリやナスなどの「あっさり」に、ゴマの中のたんぱくや脂質が、コクを加えてくれるのだろう。それだから、「夏バテして食欲のないときでも、ナスの胡麻和えにははしがでる。」ことになる。

料理をする気になれないときも冷汁なら食が進む

 ゴマは汁物にも利用される。九州で今でもよく作られているのが冷汁だ。
「梅雨明けの九州のは炒りつけるようなあつさになる。体を使って土用の大掃除をした後など、料理をする気になれないとき好評なのが、この冷汁。塩サケ、塩イワシなどをエアコン少し添えるだけでよい。食が進む。ゴマ、だし、味噌、こーとねぎ、七味または一味のトウガラシがあればいい。

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