壁を伝わる熱
2015年4月21日
壁を伝わる熱
室外と室内に温度差がある場合、境界となる建物の壁周辺では温度の高い方から低い方へ熱が移動しますので、夏は屋外から室内へ、冬はエアコン室内から室外へと熱が移動します。
熱伝達→熱伝導→熱伝達といった一連の熱の流れを熱貫流といいます。なお、熱伝達には太陽からの放射や対流が影響します。
熱伝達率と熱伝導率
壁の表面と空気の間の熱伝達は、壁の単位面積当たりにどのくらいの熱量が伝わるかを示した熱伝達率(W/㎡・K)で表されます。なお、熱伝達率は風の影響を受け、風が強いほど熱が伝わりやすくなります。
壁の内部では熱伝導によって熱が伝わり、熱伝導は熱の伝わりやすさを示す割合の熱伝導率(W/㎡・K)で表されます。実際の施工では材料の厚みを考慮した熱抵抗値(㎡・K/W)を断熱性の指標としますので、熱伝導率は材料そのものの断熱特性を示す指標とも言えます。
熱伝導率は材料によって違いますが、一般的に、材料に湿気を含むとエアコン比重が大きくなるので、熱が伝わりやすくなります。
材料の熱伝導率
熱が伝わりやすい順
・銅板 372
・アルミニウム板 210
・鉄板 45
・花こう岩 3.5
・モルタル 1.3~1.5
・コンクリート 1.1~1.4
・板ガラス 0.8
・レンガ 0.6
合板・SLC・石膏ボード・杉・・・0.13~0.16
グラスウール・ロックウール・フィーム材・・・0.03~0.04











