冷房運転時の冷媒の流れ
2014年12月1日
冷房運転時の冷媒の流れ
冷媒は、コンプレッサ→四方弁→空気熱交換器→電子制御弁(全開)→レシーバタンク→閉鎖弁→室内機(電子制御弁作動→室内熱交換器)→閉鎖弁→四方弁→アキュムレータ→コンプレッサと流れる。
冷媒の流れは電気式と同じである。
暖房運転時の冷却水の流れ
冷却水温度が低いとき
冷却水の流れは 冷却水ポンプ→排気熱交換器→ガスエンジン→ワックス弁→冷却水ポンプと循環する
冷却水温度が高いとき
冷却水の流れは 冷却水ポンプ→排気熱交換器→ガスエンジン→ワックス弁→空気熱交換器→電動三方弁→二重熱交換器→冷却水ポンプと循環する
冷却水は、空気熱交換機と二重熱交換器を暖め、冷媒を蒸発させる。
暖房時の冷媒の流れ
冷媒は、コンプレッサ→四方弁→閉鎖弁→室内機(熱交換器→電子制御弁)→閉鎖弁→レシーバタンク→コンプレッサと流れる。
冷媒回路が電気式と異なるのは、エンジンを冷却した温水が二重熱交換器と空気熱交換機を暖めるので、除霜運転がなく連続した暖房ができることである。
最近よく使用される理由としてあげられるものを以下にまとめる。
・電気式は暖房時、外気温度が低くなると室外機に霜がつくので、短時間ではあるが暖房を停止し、霜取り運転(冷房運転)をしなければならない。しかし、ガスヒートポンプ型エアコンは、エンジンの冷却水で室外の熱交換器を暖めるので、霜取り運転の必要がない。
・暖房の立ち上がり時間が電気式に比べ早い
・暖房能力が大きい
・圧縮機をガスで動かすので消費電力量が少なく、契約電力容量も小さくなり、受電設備機器の低減になる。
・年間のランニングコストが抑えられる。
・夏場の冷房需要で電力需要がピークとなるため、国のエネルギー政策により優遇税制の対象機器となっている。ただし、詳細は所轄税務署の確認が必要である。
なお、ガスヒートポンプエアコンの欠点としては、以下の点があげられる。
・メンテナンスが必要である。
・室外機にエンジンがあるので、電気式と比べると騒音が大きい。
上記の長所・短所を考慮して、ガスヒートポンプ型エアコンは学校、会社事務所、店舗、百貨店、工業施設、娯楽施設・集会場などに使用されている。
ガスの種類
プロパンガス(い号、ろ号)、13A、12A、7C、6B、6C、5A、5B、5ANなど











