冷却・加熱コイル
2015年7月1日
冷却・加熱コイルは熱交換器の一種です。空調機の場合、ひとつのコイルで冷温水の共有を受けて冷却・加熱コイルの役割を兼用する冷温水コイルを用いる場合が多いですが、ここではそれぞれの役割を分かりやすくするため冷却コイルと加熱コイルを分けて説明します。
エアフィルタを通過した空気の温度と湿度を調整するのが冷却・加熱コイルの役割です。
一般に夏は冷却と除湿、冬は加熱を加湿が必要になります。
夏は冷却コイルに共有される冷却コイルと接触した湿り空気が結露してドレン水になり、これを捨てることによって除湿します。
冬はエアコンボイラなどからの蒸気や温水と空気との間で熱交換をして温風を作ります。
蒸気によって熱交換するものを蒸気コイル、温水によって熱交換するものを温水コイルといいます。
加熱コイルでつくられた温風は加湿器で適度に加湿されます。
加湿の加湿方法としてはボイラで発生した蒸気を噴霧して空気に吸収させる方法や、水を電気ヒーターで加熱して水蒸気を発生させる方法などがあります。
・送風機(ファン)
調和された空気を最終的に室内へ送るのが送風機の役割です。送風機については次ページで詳しく降れますが、空調機に組み込まれる送風機として遠心力で空気を送り出すシロッコファン、リミットロードファン、ターボファンといった送風機が使われます。
送風機から送られた調和空気は給気ダクトを経由して吹き出し口から各室に送り届けられ、各室の吸入口から換気ダクトを経由して再び空調機へと戻ります。
単一ダクト方式では還気と一緒に外気を取り込むことで喚起効果を得ます。
なお、エアコン風量を増加させる必要があるような場合、送風機2台を直列、あるいは並列運転させる必要がありますが、同一のダクトで同一の性能の送風機を2台運転させても、1台の送風機から送られる風量の単純に2倍の風量にはなりません。










