内部負荷
2014年10月10日
内部負荷
内部負荷を大別すると、照明、人体、機器に分類され、部屋の用途や寸法により推定する。正確な数値が分からない機器に関しては、エアコン照明負荷の一部として考慮される場合もある。以下に内部負荷の算定方法の一例を示す。
照明
照明の種類とワット数から照明負荷(W)を求める。照明のワット数が不可の場合は次式による。
CE
W=――――
KE
C:減衰補償率(=1.5)
E:照度(=200)
K:照明率(=0.5)
E:照明効率(=20)
人体
人体からの発熱量には、体の表面からの放熱による顕熱負荷と発汗による潜熱負荷があり、作業状態や室温によって分類されている。ここでは在室人数を4人と想定し、以下の数値を与えている
機器
設置される機器が明確な場合は正確な数値にすることが望ましい。ここでの計算ではこれら数値が不明であるため、照明・機器負荷に20W/m3をあたえている。
蓄熱負荷
手計算による定常的な算出においては、夜間の構造躯体への蓄熱量が考慮できていないので、暖冷房運転が熱的に提案した時間帯では比較的正確に求められるが、暖冷房立ち上げ時の負荷が正確に算出できない。ここでの計算では考慮しなかったが、住宅では暖冷房が間欠運転されることが多いので、蓄熱負荷を正確に求めたい場合には住宅用の負荷計算プログラムを利用するとよい。
外気負荷
室内空気の酸素や炭素ガス濃度の許容値を保つため室内に取りいれるが、これが暖冷房負荷の一部になる。外気負荷の算出に当たっては、まず、1人の外気取入れ量に各室の想定在室人数を乗じ、外気量を求める。エアコン求めた外気量に空気の物質値と室内外温度差、絶対湿度差を乗じ、外気取入れ量による顕熱負荷、潜熱負荷を算出する。
ここでの計算では、1人あたりの外気取入れ量を20㎡/hとし、居間・食堂の在室人数と仮定すると外気取入れ量は80m3/hとなり、すきま風の負荷と同じ計算式を用い顕熱、潜熱負荷をそれぞれ算出する。










