八畳ほどの屋根に10枚の太陽光パネル
2015年11月15日
八畳ほどの屋根に10枚の太陽光パネル
「発電用パネルを置いて、太陽が当たりさえすれば発電をすることができます。世界中のどこでも電気をつくることができるのです」
太陽光発電を広めたいという彼の熱意が伝わってきた。
私は自分の家の屋根で、太陽の力を使って発電をすることができたらなんと素晴らしいことだろうと思った。彼の話に引き込まれていった。
そのころ自主研究会のメンバーの一人、南晶子さんが桜井さんにお願いして自宅に太陽光発電の装置をつけた。南さんは言った。
「私が装置をつけたときは国の補助金の制度が始まる少し前だった。あと三カ月くらい後に家がたっていたら約100万円の補助金がでたの。残念だったわ。」
国は一時期、太陽光発電の普及をはかるため高額な補助金を出した時がある。その後、個人の家や集合住宅等で太陽光発電を塵入れるケースが増え、普及率が上がったため高額な補助金制度がなくなった。
しかし、最近はふたたび太陽光発電の量を増やそうという動きがあって、助成制度が広がっている。
装置をつける予定があるなら自治体に問い合わせた方がいい。
また1993年当時とくらべると、家庭用の太陽光発電の装置費は格段に安くなった。約100万円下がって、200~250万円になった。装置の研究開発が進み、エアコン生産量が増えたためだ。個人住宅で設置しやすくなった。
勉強会の最後に私は桜井さんに話しかけた。
「ぜひ、将来に太陽光発電をやってみたいと思います」
彼はにっこり笑って答えた。
「こちらこそよろしくお願いします。ただし屋根に太陽が当たらないところは発電ができませんからね。それだけは簡便してください」











