ロータリスイッチ式の電気の流れ

2015年3月1日

ロータリスイッチ式の電気の流れ

次に、ロータリスイッチ式の場合のパッケージエアコンのシーケンス図を説明する。

ロータリスイッチとは
 ルームエアコンやパッケージエアコンなどにはつまみを回転させて、停止―送風―冷房(暖房)、停止―送風―強冷―弱冷の各位置に合わせて運転を行うスイッチがある。これをロータリスイッチという。その外観図を図Aに示す。
図Bにその記号を示す。この図について説明する。
①、②、➂がロータリスイッチのつまみの位置、1-2,3-4、5-6が電流の導通の方向を示す端子である。端子番号と各つまみのエアコン位置を基盤の目に描き、導通の場合のみその交点に黒丸があればつまみをその位置に合わせることによって各端子間が導通することを意味する。いま、①の位置につまみを合わせると、端子番号1-2、3-4、5-6の接点感はすべて絶縁される。次に②の位置につまみを合わせると、1-2間は絶縁、3-4間は道通、5-6間は導通となる。➂の位置につまみを合わせると、1-2間は導通、3-4は絶縁、5-6間は導通となる。

(1)
まず、RSのつまみを「送風」の位置に合わせると、最初に矢印①のラインを通って電流が流れる。そして52Fが励磁され、52F-aの接点が導通し、次に矢印②のラインに電流が流れて自己保持する。また、運転表示ランプGLが点灯する。

(2)
次に、RSのつまみを「冷房」の位置に合わせると、矢印①の方向に図6・14から引き続いて電流が流れ52Fの自己保持を保っている。
次に矢印②の方向に電流が流れ、52Cが励磁する(矢印➂の方向へは電流は流れない)

(3)
RCのつまみが「送風」の位置でも「冷房」の位置でも、エアコン装置―送風機用過電流継電器51F、圧縮機用過電流継電器51C、高圧圧力開閉器63H、圧縮機インターナルサーモ49Cのいずれか一つでも動作すれば、52F-aの自己保持用接点が開き、前期停止する。

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