マイコンドライトとは
2014年8月31日
マイコンドライトとは
低い温度の空気がわずかずつでも吹き出されていると、次第に部屋の温度が低くなってしまします。そこでドライ運転をしたり、エアコンを停止したりを交互に繰り返し、それぞれの運転時間を調整して、部屋の温度をなるべく下げないようにする工夫が取られていました。いくつかのメーカーではこの方法をマイコンドライと呼んでいます。なお、すべてのメーカーでこのような運転方法をマイコンドライと呼んでいるわけではなく、別な除湿の方法のことをマイコンドライと呼んでいるメーカーもあります。
このマイコンドライでは、運転を停止している間に自然に温度が上がるのを待っていることになりますが、とくに除湿が必要な梅雨時や夜間には部屋の温度がなかなか上がらないので、このようなときに除湿をするとどうしても部屋の温度が低くなってしまいました。
ドライ運転の問題点と解決策
さらにドライ運転では非常に問題となることが起きました。空気には冷やされると重くなり、下に流れる性質があります。最もわかりやすい例を出すと、皆さんは夏の暑い日に冷蔵庫を開けっぱなしにしていると、冷蔵庫の近くの空気が白く霧がかり、ゆっくりとゆっくりと降りていくのを見たことがあるでしょう。冷蔵庫の前を降りて行った空気は、床に届くと同時に、今度は床の上を這うように広がっていきます。このように温度が低く重くなった空気は低いところにとどまります。このため足元の空気の温度が低く、足元が冷たくなってしまします。マイコンドライでは部屋の温度を測定してオンとオフの時間を調節していますが、多くの場合エアコンの近くの温度を測っているため、低い位置の足元の空気を冷たくなったままです。冷房運転のときにはエアコンから空気がたくさん吹き出されていたので部屋の中の空気も混ざりやすいのですが、ドライ運転では非常に冷たい空気がちょろちょろと吹き出されてだけなので、部屋の空気となかなか混ざり合わず足元の空気が冷たいままになってしまいます。
よく頭寒足熱が健康のためにも快適性の面からも良いといわれますが、ドライ運転では足元が寒くなってしまいます。足元がひえると非常に不快に思うだけではなく、足の毛細血管が縮んで血行が悪くなり、足腰がしびれたり、痛んだり、むくんだり、また女性の場合、生理障害などが起こる場合があるとされているので気をつけなければなりません。
ドライ運転をすれば、確かに空気中から水分が取り除かれ除湿できますが、部屋に吹き出される空気が冷たいままです。もしもエアコンから吹き出される前に空気を暖めることができるのであれば、部屋の温度を下げることもありませ。またドライ運転では、エアコンから空気がチョロチョロと出てきたために冷たい空気が床に溜まった状態になり、足元も冷たくなってしまいます。暖房や冷房の時と同じくらいの空気を吹き出せば、部屋の空気がかき混ぜられて、足元に冷たい空気が滞ることも少なくなります。
これらの考えを踏まえて開発された除湿方法が再熱除湿という除湿方法です。この方法の導入によって部屋の温度も低くならず足元も冷えない除湿運転が可能になりなりました。











