ペリメータレス空調

2015年6月10日

ペリメータレス空調
混合損失とペリメータレス空調の概要
Point
・ペリメータレス空調ではペリメータゾーンをインテリアゾーンのエアコン温熱環境に近づけることが重要です。
・代表的なペリメータレス空調を把握しましょう。

混合損失(ミキシングロス)とは

 オフィスビルなどの室内をインテリアゾーンとペリメータゾーンで分けて考えた時、OA機器などによる発熱量が多いオフィスなどでは、冬でもインテリアゾーンに冷房が重要になる場合があります。しかし、ペリメータゾーンについてはエアコン通常、冬は暖房が必要です。つまり、図のように同じ空間の中で冷房と暖房が混在するケースも考えられます。
このような場合、ペリメータゾーンの暖房がインテリアゾーンの冷房負荷を大きくして、混合損失(ミキシングロス)が発生しやすくなるので、空調の計画に注意を要します。

ペリメータレス空調とは
 ペリメータレス空調は、ペリメータゾーンの熱負荷を排気や還気といった空気の流れで取り除いて、ペリメータに熱源を用いた空調設備を設置せずに、ペリメータゾーンをインテリアゾーンの温熱環境に近づけます。

 双方の温熱環境を近づけることによって、混合損失の回避、コールドドラフト防止、温熱環境の改善、省エネ効果などが期待できます。

 エアバリアとエアフローウィンドウ
 外気に面したガラス面とブランドの間の空気の流れを作るのがエアバリア
ガラスとガラスの間に空気の流れを作るのがエアフローウィンドです。
従来型のエアバリアは窓下側から空気を吹き出しし、天井側で吸い込む方式が一般的ですが、近年ではより効率よくするために、夏は天井側の排気ファンから、冬は窓下側から廃棄する方法もあります。
また、ダブルスキンもペリメータレス空調の代表的な例といえます。

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