フロン冷媒の特徴
2015年2月19日
フロン冷媒の特徴
フロン冷媒は安全性に優れているが、その他にも下記のような特徴を持っている。
・空気と混合しても引火爆発の危険がない。
・ほとんど毒性がなく、臭気もない。
・化学的に安定であり、分解しにくい。
しかし、フロンエアコンにも弱点があり、水分が混入すると、金属を腐食したり、潤滑油を乳化させたりする。また、空気中で裸火に触れると熱分解し、毒性・刺激性の有毒ガスを発生したりするので、取り扱いは慎重に行わなければならない。
フロンの品質と商品名
フロン(R-12,R-22)はJIS規格で品質が定められており、各メーカで厳しい品質管理のもと生産・販売されているので、品質のばらつきはない。商品名としては、アサヒフロン(旭硝子)、ダイフロン(ダイキン工業)、フレオン(デュポン、三井フロロケミカル)、フロンショウワ(昭和電工)などがある。
フロン容器の取り扱い
フロンの充てんしてある容器内の圧力は非常に高いので取り扱いを誤ると破裂することがあるので、次のような点に注意しなければならない。
・保管は直射日光を避け、40℃以下に保つようにすること。
・運搬中に、倒したり落としたりしないこと。
・直火で容器を加熱しないこと。
・冷媒の種類によって容器が決められているので、異なった冷媒を容器に入れないこと。
冷凍機油
冷凍機の内部では、冷媒と冷凍機油が混同している。したがって、冷凍機に用いられる油は特別にエアコン冷凍空調用としてつくられたものでなければ、冷凍機の故障の原因になる。また、冷凍機油にはいろいろな種類があるので、油の交換や補充を行うときは、異なる油を混合させないようにする。保管するときも容器のふたを確実にして、ゴミや水分が入らないようにすること。もし、ゴミや水分が入ったと思われたら、その油は使用しない。










